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海外で人気の物シリーズ、今回は、たたみです。



日本人でも好きな人は多いですが、たたみは、日本では、古代から使用されていたことがわかっています。



もともとは、部屋の片隅にたたんで収納していたことから、動詞の畳むから、名詞化されて畳になったそうです。



平安時代になると、大きさの規格が設定されたり、分厚くなったりします。



 



一般的には、910mm×1820mm 1.656㎡ とされますが、現在は間取りによって個別に注文もできますので、



これに限ってということはありません。



 



江戸時代になると、建築要素が拡大して、お城やお屋敷に使用し、それを管理する畳み奉行まで出てきます。



 



海外では、デザイン性や機能性に注目が集まり、ある畳屋さんでは、注文の半数が海外からのオーダーによるものだとか。



 



日本でも床材としては、畳み以外のもの使用されることが多くなったり、和室がないお家もありますが、



日本文化として誇れるものの一つだと私は思います。



 



実際、海外の人と関わりながらお仕事をするの中で、畳の上で寝てみたいんですが・・・という素朴なリクエスト受けることは少なくありません。もし、外国人をホームステイなどでお迎えする時には、是非、たたみを体感させてあげると良い思い出になるかなと思います。