この記事では、大学院時代、日本に留学していた友達から聞いた日本生活での不思議の話をご紹介したいと思います。



彼女は、ヨーロッパから日本へ留学していました。日本語を高校生から勉強していて(日本語学習歴約10年)、日本語での会話は流暢で、日本人が知らないような日本語のエピソードを話してくれることもありました。



彼女とは、半年間、ほぼ毎週水曜日にランチをして日本の留学生活について色々と話をしました。



その中でも、彼女が興奮した様子で話してくれたのが、毎朝、窓につく、水滴の話です。



 



四方を海に囲まれた地形のせいか、日本は湿気が多い国として知られていますが、日本にやってくる訪日外国人の中には、そういった情を知らずに着たり、知識として持っていても、母国が湿気とは無縁の国の場合、あまり考えずにやってきて、湿度の高さに驚いたりすることも少なくないようです。



 



彼女もはじめは、驚いた様子で、毎朝、窓につく水滴を拭く作業から日本の留学生活がスタートすることを話してくれました。



私たち日本人からすると、湿気対策というのは、生活の中に溶け込んでいて、それほど立ち止まって深く考える事柄ではないのですが、外国人にとっては、悩みの種になったりすることも多いようです。



 



特に梅雨や日本の夏の過ごしにくさと訴える外国人の方は多くいて、訪日外国人と関わりながらお仕事をする私にとっては、



日本は、なんだかサウナの中にいるような暑さがずっと続く・・・といわれたこともありました。



私は、できるだけ訪日される外国人の方の国と日本の気候の違いや温暖の違いなど、違うところをピックアップしておいて、



事前に知らせておくということをしてます。



 



できれば、日本での生活や滞在を少しでも快適にと思っているからです。



せっかく、訪日してもらって、ジメッとしてたな・・・という印象を持たれるより、快適に過ごしてもらって



また来たいと言ってもらいたいなと思うからです。