この記事では、クリスマスマーケット以外での



ドイツのクリスマスの過ごし方を特集します!



 



どれも日本の習慣や文化とは少し違うので、



比べながら楽しんでお読みいただけると思います。



 



 



 



①アドヴェントカレンダー



 



写真のものはドイツ人の友達から、わたしの誕生日プレゼントとしてもらったものです。



これはアドヴェントカレンダーといって、



クリスマスまでにひとつづつ窓を開けて中のお菓子を食べ、



クリスマスを心待ちにするためのものです。



(前の記事のハッティンゲンにもこれの大きいバージョンがありましたね)



 





 



お菓子以外にも、日替わりの紅茶のティーバッグが入ったカレンダーなど



いろいろな種類があるようです('ω')



 



 



 



②クリスマスカード



 



クリスマスと新年のあいさつを書いて、なかなか会えない人に送ります。



日本の年賀状とほとんど同じですね!



これは日本の友達がドイツに送ってくれたものです。



 





 



ちなみにわたしは留学中、日本の家族に



①のアドヴェントカレンダーの機能が付いたクリスマスカードを送りました。



窓をあけたら、中に絵がかいてあるものでした。



 



 



 



③食べ物



 



日本ではクリスマスは生クリームのケーキにフライドチキンを食べるのが一般的でしょうか?



ドイツではどんなものを食べているのか見てみたいと思います。



 



日本では注文しなければなかなか手に入らない丸ごとの鶏ですが、



ドイツでは簡単に手に入ります。



写真は同じ大学に留学していた日本人の集まりで作ったものです。



肉に刺さっているのはクローブという香辛料で、肉にいい香りをつけます。



 





 



写真はありませんが、ドイツでクリスマスに食べるケーキは



シュトレンといって、洋酒・ドライフルーツ・ナッツが入っていて



粉砂糖がかかったシンプルなものです。



大きいものを作ったり買ったりして、クリスマスまでに少しずつ



薄く切ったものを食べるのが定番のようです。



(真ん中から切って、切り口を合わせて保存することで、



切り口が最後まで乾かずしっとり食べられるという保存の知恵があると聞きました)



 



 



 



④クリスマスが終わった後



 



日本はクリスマスが終わったら、一晩のうちにクリスマスの装飾はなくなって



代わりにお正月飾りが飾られますよね。



 



ドイツではしばらくはツリーなどを家で飾ったままにしておくらしいです。



ですが、しばらく経つと…



 





 



クリスマスツリーだった本物の木が道端にぽいぽい捨てられているのを



あちこちで見かけます(´;ω;`) ちょっとかわいそう…



これはあまりSNSでも見ないし、住んでみなければわからなかったことです。



日本で門松やしめ縄をとんどで焼くのと同じ感覚なのでしょうか。



 



(ちなみに、通学中に通る民家の中には、



クリスマス前にツリーを売っている家がありました。



森から自分で切ってきて売るのでしょうか? 気になります(笑))



 



それから、クリスマスが過ぎると町からマーケットが急になくなるので、



春まで暗く寂しい日々が続きます…。



それに加えてヨーロッパでは日照時間が短いこともあり、



冬に心を病む人が多いのだとか。



わたしも、クリスマスが終わったころ、ドイツ人の友人たちに会うと



「友達とたくさん会った方がいい」と何度も言われました。



 





 



厳しい冬を乗り越えると、2月ごろから道端に花が咲き始め、



気持ちのいい季節がやってきます。



 



 



 



 



いかがだったでしょうか?



今後、クリスマスの番外編として、ドイツ以外の国のことも



少し書いてみようかなと思っています。



 



 



sora.m